賞味期限と消費期限

賞味期限

■お客様よりよく頂くご質問の一つ
加工食品を製造している私達にとって、賞味期限の設定は常に細心の注意を払い安全性を最大限に考慮した上で設定させて頂いている。全て無添加に近い低添加物製品である為に、店舗スタッフにも持ち運びの際の注意点の説明は徹底しているつもりだ。お客様よりよく頂く質問に「賞味期限」と「消費期限」の違いが今いちよく分からないというご相談がある。安全意識が強いお客様に関してはきちんと説明できる文章をいつか記載したいと思っていたので、このブログで紹介させて頂きたいと思う。

■消費期限とは?
その年月日までは「安全に食べれます」という期限を示している。
スーパーなどの弁当、惣菜など傷みやすい食品に付けらている。
期限の目安は製造日を含め約5日以内。

■賞味期限とは?
その年月日までは「品質が保たれ、おいしく安全に食せます」という期限を示している。
消費期限に比べ、傷みにく食品に付けられる。製造日から3ヶ月を超えるものは年月で表示する事もある。
日付を過ぎると、すぐに食べられなくなるという訳ではないが、出来るだけ早めに召し上がって欲しい。


■常温テスト他の様々なテストを実施し賞味期限を設定

先程説明させて頂いた賞味期限を販売する際に設定している。常温検査を数度に渡って実施し、細菌検査で危険性がないかどうか公的機関によって検査する。あとは企業の判断になるのだが、万が一の事を考え、余裕を持って賞味期限を設定させて頂いている。お客様の中には『賞味期限を弱冠過ぎてしまったが問題ないでしょうか?』と私達に同調を求められる方がいらっしゃる。気持ちはわかるのだが、「私達からは大丈夫だとは言えません」とお伝えしている。特に低添加物の商品の為、大変デリケートである。出来る限りお早めにお召し上がり頂ける事をお勧めする。

■商品の持ち運び、保存にも配慮を頂きたい
冷蔵(10℃以下)で冷蔵保存して下さい。
特に高温(20℃以上)や直射日光や避けて下さい。
賞味期限を記載した裏シールにはそう記載させて頂いている。例えば車のトランクの中に一日保存していたケースや宮崎空港でお買いもの頂いた後にフェリーで常温保存しなければいけないというお客様には心苦しいがお断りさせて頂いている。私達造り手もお客様もハッピーになるように、保存に関しては特にこれからの季節ご配慮とご協力を頂きたいと思っている。

oseibo_2016

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