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食中毒

ボツリヌス菌(細菌)とは

発生件数はごく少ないのですが、致死率が高い食中毒です。原因となる食品の多くは、イズシなどの発酵食品で加熱しないものや、レトルト食品・缶詰などでした。症状は目のかすみ、瞳が開いてまぶ […]

セレウス菌(細菌)とは

もともと土の中にいる菌で、野菜類について台所に入り込みます。最近は自然食ブームで泥つき野菜がもてはやされていますが、冷蔵庫の野菜ケースにたまった土が他の野菜を汚染するおそれがありま […]

ウェルシュ菌(細菌)とは

自然界の土壌のほか、人間や動物の大腸などに幅広く分布しています。食品とともに大量の菌を摂取し、腸管内でこの菌が芽胞を形成するときにできるエンテロキシンという毒素が原因物質です。 ま […]

ノロウイルス(ウイルス)とは

1年中ありますが、11~3月を中心に発生します。予防のためには、貝類を食べるときは生食を避け、よく加熱することが大切です。貝類に関係なく、学校や保育園などの集団給食施設で発生する例 […]

黄色ブドウ球菌(細菌)とは

いつも私たちの周りにいる菌で、皮膚、鼻やノドの粘膜、毛髪などにいて、傷口やおできにはかならずいます。菌そのものではなく、黄色ブドウ球菌が食品中で増殖するとき産出するエンテロキシンと […]

腸炎ビブリオ(細菌)とは

症状としては 食後4~96時間で、激しい下痢、腹痛などをおこします。下痢に血が混じることがある。夏に発生が多い。 原因としては 魚介類の刺身や寿司などが原因になりやすく生の魚介類に […]

カンピロバクター(細菌)とは

動物(特にニワトリ)の腸管内に生存し、便の中から発見されます。トリ肉、ブタ肉や動物の便で汚染された井戸水などが原因で起こります。多くは、学校、旅館、事務所など、集団給食に関連すると […]

サルモネラ(細菌)とは

私たちの周囲、特に河川や下水、ペット動物、ヘビ、カメ、家畜、家禽、イヌ、ネコ、小鳥などには驚くほどのサルモネラがいて、人家の多いところほど多くみつかっています。このサルモネラは、動 […]

食中毒の予防の3原則とは

細菌による食中毒を予防するには3つのポイントがあります。 1.細菌をつけない、持ち込まない。 細菌をつけない対策として、 ・作業開始時や作業変更ごとに手洗いを励行する。 ・食材に直 […]

病原性大腸菌 (感染毒素型)とは

通常、細菌による食中毒は原因となる菌が約百万個以上体内に入らないと発症しないが、病原性大腸菌O157はわずか数個から数十個の菌があれば発症する。 ただし、早い段階で適切な処置をすれ […]

中温菌とは

細菌が繁殖するのに適した温度(世代時間が最も短い温度条件)が20~40℃の範囲にあるような細菌を称して中温菌または中温細菌と称している。 一般の病原細菌、腐敗に関与する細菌の多くは […]

細菌性食中毒とは

細菌がある程度まで増殖した飲食物を摂取して起こる食中毒のことをいう。 この場合、飲食物中の生菌が、腸管内で増殖して直接腸管に作用して発病する感染型食中毒と、食品内に細菌が増殖するさ […]

残留農薬とは

農薬の人体に及ぼす影響は農薬散布従事者及びその周辺における人の急性中毒と、食品中に残留する農薬による慢性中毒とがある。 後者の農作物あるいは環境に残留し、ひいては食品中に含まれて慢 […]

食中毒とは

わが国では食品衛生法の立場でおおむね次のように定義されている。「食中毒とは食品、食品添加物及び食品の関係ある器具、容器、包装などによって経口的におこる急激な衛生上の危害、事故のうち […]