コラーゲンとは

膠原質ともいう。動物の皮革、腱、軟骨、ある種の膜などを構成する硬たん白質である。自然状態では周形体として存在し、コラーゲナーゼ以外のプロテアーゼには侵されにくい。

煮ると変性して分子量の小さいゼラチンにかわり可溶化する。伸縮性に乏しいが、水中で加熱するとある一定の温度範囲で著しい熱収縮現象を示してもとの長さの約5分の1になり、その温度以上の領域では殆ど理想的なゴム弾性を示す。

アミノ酸組成に著しい特徴がある。全アミノ酸の3分の1がグリシンで、ついでプロリン(10~12%)とオキシプロリン(6~14%)を多量に含む。

ある種の溶液によってわずかに抽出される未変性の可溶性コラーゲン(トロポコラーゲン)の分子は大きさや形が動物の種類や組織の相異に関係なくほぼ一定しており、沈降定数S=3.0S分子量350,000で3本のポリペプチド鎖からなる三重らせん構造をもつことが知られている。

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