ハードボイルドな夜を俺にくれないか


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忙しい仕事も一段落し、37時間ぶりに自宅に帰った。
帰宅と同時倒れこむように眠ってしまうと思っていたが
熱いシャワー を浴びると、腹が減ってきた。

そういえばパンとコーヒーばかりでまともなメシを食ってなかったな・・・。

俺は冷蔵庫からスモークエースのパエリアを取り出した。 どうせなら一杯飲んでから寝るか。

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リーデルの薄いクリスタルに深く
真っ赤なキャンティーが滑り込む

俺はセラーからイタリア、トスカーナ州の
キャンティー・クラシコを取り出しグラスに注ぐ

キャンティーは飲み口がよく、スモークとの相性がよいワインだ。

流し込んだキャンティーは、俺の身体に染み入り、香りをよりいっそう 際立たせた

パエリアを口にすると、長い間自分が空腹だった事を強烈に思い出す。

口中に広がるサフランと魚介類の香り、 噛むほどに染み出る深い味わい。

冷たい光を放つ、銀のスプーンにすくい上げられたパエリアは 光を受け、銀とは対象的なやわらかい琥珀色の光と暖かい湯気を 上げている。

フロアスタンドのやわらかい光の中で、俺は贅沢な時間を ゆっくりと楽しんだ。

今日は心地よく眠れそうだ・・・・・。

画像・文章 YM様(男性) 

■■■スモーク・エース店長より■■■

YM様のハードボイルド編。文章があまりにワイルドなのに違和感が無いのは、恐らくそれ以上の写真のクオリティが成せる技だと思います。器のセンスも脱帽です。赤い器・・・カッコイイですね。また、ワイングラスと色を合わせている所がたまりません。驚きに加え、とても勉強になりました。有難うございます。

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