満天☆青空レストランで学んだこと

マスコミ紹介

■3月31日日本テレビで放映された満天☆青空レストランの反響
司会の宮川大輔さんとチュートリアルのお二人が工房までいらして取材をして頂いた影響は大きく、一部製造が追いつかない(何せ燻製品は製造能力が限られたいたので)為にお客様にはご迷惑をおかけしてしまった。にも関わらず快く待って下さり、美味しかったというお客様の声が届く度にスタッフ一同ホッとしている。その位、スモーク・エースがメディアに露出したことは過去にもなかったし、不思議で有難い経験だったというのが本音である。

■2日に渡って製造工程を追う、その意味が最初分からなかった。安心安全とは?
もともとは、ディレクターさんがスモークエースに来社され、試食されながら当社の味に絶賛されたところから今回の企画がスタートした。話しを進めていくうちに製造工程を撮影したいという事になった。こちらの意向を組んでくれて一部スモークの工程も撮影するという事になり一旦東京に戻られた。後日連絡があり、スモーク・エースをタレントさんと共に密着したいと再度ご依頼を頂いて驚いた。ディレクターさんの話によれば鶏せせりガーリックフランクで言えばミンチの段階や最後のボイルの段階まで製造工程を追いたいという。正直お見せできる程の大きな機械ではないので必要ですか?を撮影の主旨をあまり理解していないまま密着資材が終了した。

■なるほど。改めて食品メーカーの代表として顔を出すということ
友人と番組DVDを一緒に観た感想でこんな事を言っていた。「すごいですね、このように製造工程を追う事って信頼に繋がりますよね。今の消費者が一番求めている安心の極みじゃないですか?」でも、そんな大きい立派な機械じゃないけどね。。。「それは製造者が普通になっているだけで、素人の僕たちはへ~って感心して食べたくなりましたもん」ほ~っ。なるほど。それが消費者目線なのか。食品メーカーの代表として顔も名前も出しているし、通販でも「顔を出せ」と何回も言われていたっけ。製造側の常識を伝えることが安心感に繋がり、プロの方はその事をよく知っているということ。モニターで確認しながら撮影を進めてくれた事もとても有難かった。スモーク・エースをキチンと取材してくれた事に時代が自画自賛するわけではなく、「本物志向の時代になってきた」と痛感した経験だった。友人の客観的な意見にも感謝だ。

■突然、個性派の燻製品にスポットが当たる
今回ご紹介頂いた、鶏せせりガーリックフランク鶏いぶし手羽という個性派の中の個性派の製品に突然スポットが当たったので、正直心配もしていた。正直なところ、このようなマニアックな製品を取り上げてくれるってすごいな。そう思っていた。なぜなら商品開発の際に思い切って味を決めた事を鮮明に記憶している2品だからだ。ガーリックフランクは前回述べたように思い切り「大人のピリ辛さ」にこだわった。いぶし手羽はオーソドックスな創業当時の燻製の製法に再現し、味をハッキリさせた。平均的な美味しさは私達の姿勢ではない、生き残る事ができない事を知っているからだ。

■味の決定に関してはブレずに、最初味を決めた時の気持ちを信じるしかない
加工品を製造するに辺り、一番大切なのは味のインパクト=ハッキリ筋の通った印象的な味=旨みだと思う。一番大切なのは塩度だと思う。いわゆる「しょっぱい」というのは最悪で、心地よい塩度具合が製品の良し悪しを決めると言っても言い過ぎではない。だから難しい。ABテストではなくABCDEテストを何度も重ねながら、コレ!という味を決めていく。しかし、一度決めたら引き返せない。今回の放映でご購入頂いたお客様から『美味しかった』という声を頂くと安堵の気持ちで一杯になる。初めてスモーク・エースの製品を食べた方がほとんどだったから。

■今回の放映に関してご指導頂いた皆様、大変勉強になりました
日本テレビ通販部の担当の方も『スモーク・エースの製品はお土産品の枠を超えている』と認めて頂いたように、世間的に注目された事も有難かったが、日本全国色々な食材や加工品を見てきている目利きのプロの方が美味しい!と言ってくれた事が一番だった。後に聞いたことだが、サンプルで持ち帰られた当サンプルが日本テレビ内で大変好評で、これ(スモークエース)でいこう!という話しになったそうだ。実際に食して頂いてこのような話しになったことが嬉しかった。インターネット販売も積極的に行っているので、どのような情報を製造者として発信しなければいけないのか?その事が分かってきた気がする。今までの方向性は間違ってなかったが更に極めていけないといけない。気を引き締めてまた頑張りたいと思う。
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