改良2年。満天☆青空レストラン撮影舞台裏。絶賛ガーリックフランク

さらに美味しい食べ方

 

■な、なんなんですか、この旨さは

満天☆青空レストランで紹介された、鶏いぶし手羽と鶏せせりガーリックフランンク。青島海岸沿いの海の見えるレストランでロケをしたのだが、宮川大輔さんゲストのチュートリアルのお二人の前でBBQアツアツ鶏せせりガーリックフランクを振る舞う事になった。その時の模様および特集記事は(←クリック)。アツアツBBQの撮影も無事に終わり,たまたま私の隣がチュートリアル徳井さんで、焼きたての鶏せせりガーリックフランクとサッポロビールを飲みながら5分くらいだろうか。たわいもない話しをたくさんして下さった。その時に何度も私に聞かれたのが、「な、なんなんですか、この旨さは」という感想だった。

 

■売れないガーリックフランクを素材と共にリニューアル

当初、鶏せせりガーリックフランクは正統派のシンプルなガーリックを加えたフランクフルトだった。美味しいがあとひとひねり欲しい。正直あまり売れなかった。当時は鶏せせり香草焼(←クリック)を商品開発していた時期で、鶏肉の首回りの運動量の多い希少な部位「せせり」に興味が集中していた時期だった。原料を再検討し新商品を開発しよう。ガーリックフランクはあまり売れ行きも芳しくないし、いったん商品群から引いてみよう。次の日から、旧ガーリックフランクを販売休止し2年間放ったらかしにすることにした。

 

 

■その1ヶ月後にドイツに行く機会を得る

ドイツの食文化は先日紹介したスペインの食文化に対して大変質素。ハムソーセージが発展してきたのは一年中食す事のできる万能食材というだからだ。多種多様のソーセージの種類がお店にも並んでいた。滞在の最終日が日曜日で歩行者天国?だったようで、たくさんの屋台が出店していた。そこで食したパリパリに焦げ目がついたテューリンガーを500mlだったか1ℓだったかのビールと一緒に食べた。飛び上がるほど旨い(よく使う表現)ではない気もしたが、焦げ目とビールの相性がとても幸せだった。あのドイツの屋台で食べた、大人も楽しめるフランクフルトを作ろう。帰国後、早速お蔵入りになったガーリックフランクの改良にとりかかった。

 

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■大人、日本人、フランクフルト、ビールに合う。

今までの28mmの羊腸を22mmに変更した。原価はあがったが羊腸の品質ランクをあげる事にした。パリパリに焼き上げた時の香ばしさ、ガーリックの食欲をそそる味わい。鶏せせりのジューシーさ。何度もBBQをしてみて、あの屋台で食べた幸せを目指して徐々に改良していった。ネーミングも鶏せせり香草焼の姉妹製品として、「鶏せせりガーリックフランク」と命名し、パッケージも香草の緑を基調としたラベルに変更した。

■全てレベルは伊勢丹以上ですよ。お土産品ではないですね。

旧ガーリックフランクの時よりわかりやすさと深い味わいが口コミで人気を呼び、満天☆青空レストランのスタッフの方が興味を持ってくださった。創業以来、薫製工房が原点であり続けるスモーク・エース(社名がそのままですから)にとって、宮崎色の強い鶏炭火焼(←クリック)の薫製品(ハムソーセージ)に注目して下さった事は私たちにとって驚きであり、改良したかいがあった。非常にわかりやすい世間の評価もあるものだ。その事が一番嬉しかった。取材を担当して下った女性の方がおっしゃった一言が嬉しかった。

 

■まとめ|週末の午後、早めのビールと共に

鶏せせりガーリックフランクはこれからの季節、ポトフなどに最適だ。野菜もガーリックフランクと共に美味しくコクがでる。オーブントースターでパリパリに焼いていただくとまた絶品。次回試してみたいと思うのだが、常連様より提案して頂いたゴーヤと鶏せせりガーリックフランクの天ぷら風(←クリック)。これはいい。この製品のファンの方は色々なレシピを試され、私たちに教えてくださる。思い出が詰まった一品だけに嬉しい。

 

 


鶏せせりガーリックフランク>>

 

 

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