相性を見極め、時間を無駄にしない

店長コラム

■東京の流れをみること
久々に東京の街を歩いた。食品店街ばかり。話題の渋谷ヒカリエは逆に新しく感じた。というのも、地方の老舗が出店しており話題を集めていたからだ。私が購入した製品も奈良と金沢のお店だった。パッケージも大変綺麗で見ているだけでも楽しい。パッケージも含めて一商品という感じだ。若者の街から少し外れた百貨店は地方同様に高齢化が進んでいた。なので,生活に密着した惣菜などを普段使いでお買い上げになるお客様がとても多いような気がした。所変われば商品の売り方も提案も変わる。客観的に東京を見ると気が付くことがとても多い。

 

 

■地方でネット販売をする意味
では、私達が日々情報を発信している、インターネット販売を大切にしている最大の理由は何か?当初から全く考えは変わらない。ズバリ「私達に最適なクール宅急便という流通形態」に尽きる。例えば鶏炭火焼レアは冷凍保存の為に、宮崎空港店で販売する際の商品お取扱いには大変気を遣う。半生タイプの為、冬場は7~8時間の持ち運び、夏場は5時間の持ち運びを厳守頂いている。しかしながら、クール宅急便(冷凍)の普及のお蔭で焼きたての美味しさをご家庭にそのまま届ける事が可能になった。冷凍保存の状態でスモーク・エースの業務用冷凍庫からお客様の玄関までお届ける事ほど嬉しいことはない。最も高品質を保つことができるからだ

 

 


■究極の流通形態

美味しいものは賞味期限が短い。前出の百貨店のアツアツのデリカテッセンは賞味期限はその日まで。やはり、その場所に住んでいないと、遠方への持ち運びは厳しい。地域密着型で遠方に暮らす人々は食すことが難しい。例えばスモーク・エースの鶏炭火焼は数ある類似品と比べて一番賞味期限が短い。添加物を使用しない、過度の水分除去を行っていない(水分含有量が多い)からだ。冷たいままでも美味しい、ギリギリのラインで加工品でも冷蔵保存2週間楽しむ事ができるので(開封後)、デリカテッセンと異なり遠方の方も楽しむことができる。アツアツも、加工品もお美味しくなければ意味がないのだ。

 

 

■情報発信ができる
あと1つ、インターネット通販でありがたいのは、このブログのように私達の想いを伝える事ができる所だ。日々の製造の中で当たり前の事だと思っていても、意外にお客様には新鮮な情報だったりすることがある。伝える努力も必要だということを日々思い知らされている。しかし、発信の媒体を間違えると時間の無駄になる。スモーク・エースは製造→販売→お客様からの生の声→そのままフィードバック→モチベーションUPという導線が最も自然体だと思っている。製品造りにこだわっているからこそ、インターネット販売と相性がいいのだと思う。時代に感謝だ。そして食はフィーリングですから、お客様に褒めて頂くほど嬉しい事はない。これは全スタッフが1つの方向を向くことが出来る大切なファクターになっている。

 

 

【コラム】鶏炭火焼誕生物語

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