お盆シーズンの感想

店長コラム

■お盆シーズン突入
宮崎空港店は素敵な場所。正月、ゴールデンウィーク、お盆が大まかな旅行者が動くピーク。最近はこの3つの中の1つを仕事との兼ね合いなどで選択し、帰省する方が増えている。今年もそのお盆の季節がやってきた。ピークは過ぎたが、ゆるやかに週末まで忙しさが続きそうな感じだ。接客をさせて頂く中で、毎年少しずつではあるが時代の移り変わりを感じてしまう。

 

■宮崎空港店で放映しているメディア紹介のDVDを見ながら。

年に一度、楽しみにお店に訪れる常連様が多く新製品がないか、美味しさがないか楽しみにされている。鶏炭火焼、せせり香草焼は宮崎の顔だが今年は燻製品に注目が集まっている。中でも日本テレビ満天☆青空レストランやサッポロビールとコラボした鶏燻し手羽の事はお客様もメディアやDMなどで既に知っていて、自分の事のように喜んで下さった。在庫が足りなくなり、急きょ製造せざるを得なかったほどだ。お礼に一緒にポラロイド撮影をし、宮崎空港店舗の歴史として刻ませて頂いた。

 

■新製品うまうまチキンロールは女性の方から圧倒的支持

新パッケージ&新しい味で登場した「うまうまチキンロール」は説明後に試食して頂くと、スモーク・エースの味をすでに知っている女性の方は90%ほどの割合でお買い上げになられる。(自分比)まず鶏ムネ肉を使用しているので低カロリー。独自の技術でジューシーさを兼ね備えているから旨み成分を最大限に活かしている。ロールタイプでスライスしてあるので、袋から出してそのまま召し上がる事が出来る。自分の為にお買い上げになられる方が圧倒的だった。

 

 


■かつて燻製品に注目が集まることはなかった

確実に時代が変わってきたと感じている事がある。まず自分用に・・・という方がものすごく多くなった。だから美味しいという事をお客様が大切にする方が増えた。当たり前のように聞こえるが実は深い。宮崎空港という場所にお店を構えているので、お土産=人に配るものだからどちらかというと質より量や安さ。分かりやすければいい=宮崎に行ったと分かればいい。というイチお土産品として済ます方がまだまだ多いからだ。全く否定はしないが、私達の製品はお土産品として製造している意識はないので、そのような方々から選ばれる確率はまずない。自分が美味しい物をまず食べたい、という食に貪欲な方をよく目にするようになった事はとてもありがたかった。

 


■しっかり伝えていけばわかってくれる。

2007年の宮崎ブームが最もひどく、肌で感じながら悔しい思いをしていた。このブログでも何度も書いているが、原料、製造工程に安さを追求しても美味しい製品が出来るはずがない。鶏炭火焼は宮崎名物(宮崎土産)のパイオニアであり名作だと思っている。しかし手造りで製造数も限られている燻製品に注目が集まっている事は、「美味しい=ファーストプライオリティ」の証拠であり、真剣に吟味されるお客様の姿を見て嬉しく感じる。

 

■様々な出会いが自信と確認になる

今回、数時間の接客の中でも何人ものお客様に「て・・・店長?」と話しかけられる場面が幾度となくあった。4・5年前からスモークエース便りなる社内報や季節ギフトのご紹介のDMをホームページとアさせて積み重ねてきたこと、それがメディア紹介などに繋がった事。何よりお客様の声プロジェクトと名打って、スタッフが気持ち一つにプロジェクトを進めてきた事が、お客様との距離を縮めていたようだ。宮崎空港店というリアルな場所と、インターネットで情報発信という相互作用がうまく噛み合いはじめていると強く感じた。情報発信の作業も地味なので、小躍りするほど嬉しくなる。

 

■上品に売りたい

売ればいいってもんじゃない。創業以来ブレずにまっすぐ製品作りをしている。全て自社開発、自社製造、自社流通。責任は全てスモーク・エースにある。だからその気持ちを理解して下さる一人一人に広がっていって欲しいと願っている。意味のない割引をして、売れた!という事は私達にとって非常に危険なことだ。聡明な方に見限られてしまう。しっかり製造して、上品に販売できるように精進したいと思う。そうだ、上品にだ。改めてスモーク・エースの創業の精神は素晴らしいと感じた。また年末に向向けて頑張りたいと思う。

 

 

【商品ページ】うまうまチキンロール

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