週末料理人。真のおもてなしの在り方を静かに考えてみた

店長コラム

 

■宮崎の強みは「おもてなし」というけれど。

先週末は大切な友人を家に招き、いかに喜んでいただけたか?をスタッフと共に考えながら楽しい時間を過ごすことができました。改めて私たちが大切に考えている、食・空間・音は人生をより豊かにしてくれることを実感した気がします。おもてなしの真髄とはなんぞや?宮崎県の人間は地元が好きです。でも、なんとなく。そこで今回宮崎人が見落としがちな「地元に来ないと味わえない良さ」を貴重な週末の体験から書き残しておきたいと思います。

 

■おもてなしの真髄1:最初の一品は楽なのにインパクトも大きい盛り合わせを。

おもてなしには2パターンあると思っています。1.完全に料理人とサービスを受ける関係。2.バーベキューのようにみんなで調理を分業する関係。今回は久々の大切な人との再会。なので自分達もゲストと美味しく食べながら楽しい会話を楽しみたい。ゲストは調理に参加せずリラックスして欲しい。というちょうど1と2の中間のおもてなし。

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そこで便利なのが私達の燻製の盛り合わせ。ココットの中の鶏せせり香草焼から時計回りに、スモークチーズみやざき地頭鶏ももスモークスモークチーズinマイルドウィンナーオリーブin鶏ささみハムの女性に人気のカロリー控えめセレクションです。

乾杯と同時に出すと、私達にとってもゲストにとっても大変具合が良かったのです。丁度よい「間」が燻製の盛り合わせの登場と共に生まれるんです。自家製なので自信を持って提供できる品質でお酒が美味しくなることは間違いないなし。盛り付けただけなのに、その場の空気が変わってきますよ。

 

 

■おもてなしの真髄2:宮崎に来ないと食べれない旬の野菜メニューを。

今回の週末おもてなしのテーマは「旬の素材を味わう」でした。料理番組でも旬の素材をテーマにしたものが多いですね。しかし、この季節の宮崎は野菜とフルーツなどはレベルが違います。。マンゴー、スイートコーン、ピーマン、トマトなどなど「まるごと宮崎」を味わう事ができます。。地元に長く住んでいると「あそこのスーパーの何時に摘みたてが入荷する」などの食通ネットワークや農家さん直々に情報が入ってくるようになります。

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今回は新鮮な野菜と果物をベストな状態で入手できる店をピックアップし手分けしてゲスト到着の直前に料理の仕込みをしました。調理中の写真。素材が極上なので調理はおのずとシンプルになります。調理に手間と時間がかからないし、逆にかけちゃダメ。旬の新鮮食材は最高の贅沢ですね。佐土原ナスが美味いんだ。さっと綺麗に盛り付けよっと。

 

 

■おもてなしの真髄3:彩も楽しく。ゴールはゲストの心と体が健康になること。

前菜、燻製の盛り付けから旬の野菜を使った料理が続き、一息ついた時にパエリアが登場します。何度見ても素敵な色合いですね。美味しさの秘密はブイヨンにあり。写真は5人前ですが、3人で召し上がってもアッという間に無くなってしまいます。

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パエリアはワインに合うお米料理の代表で私たちの隠れた自信作でもあります(現在はインターネットからのお取り寄せのみ)。美味しさの秘密は国産サフラン、燻製品と宮崎野菜で贅沢に煮詰めた特製ブイヨン、そして絶妙な焼き加減です。お米の隅々までブイヨンが染み込んできます。提供した時の歓声から、食事には彩りがアクセントとして必要という事を実感しています。

 

 

■まとめ|とても良い経験でした

Give&Givenという本に最近出会った。

与えれれば与えられるということ。
コミニュケーションとは「自分の最高」を互いに与え合うこと。
そうすれば、自分を誇れるようになる。(著書より、原文まま)

日本が素晴らしい国と実感する事は四季の移り変わりではないかと思っています。そのことは年齢を重ねるほどに実感します。日本は狭い国土の中に北海道から沖縄まで、旬の食材が存在凝縮し、それぞれの土地の味を楽しむことができます。九州の中でも太平洋に面した宮崎県の海の幸、山の幸の品質は間違いなく日本最高級のレベルです。今回の経験は宮崎の食材の豊かさを改めて再認識できました。また大切なゲストが来宮したら思い切りおもてなししたいと思います。

 

 

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