3種類の鶏炭火焼、それぞれの役割

宮崎地鶏

■定番・本格派・ブランド
1987年に日本で初めて登場したスモーク・エースの鶏炭火焼は美味しさを追求路線とブランド路線を含む3つのジャンルに分かれている。それぞれに意味があり、それぞれに特徴がある。宮崎空港にお店を構えているだけに、第三者様へお土産として渡す場合の用途も異なり、TPOによって3種類の鶏炭火焼を楽しんで頂ければと思う。その3種類の鶏炭火焼の違いを簡単にご紹介していこうと思う。

■定番
宮崎空港一番人気の定番商品:圧倒的な人気を誇る鶏炭火焼(180g),(110g)冷蔵保存タイプ。1983年に燻製工房として創業したスモーク・エースが1987年に郷土料理である鶏炭火焼を真空パックタイプを商品開発した。鶏炭火焼発祥の製品であり、冷たいままでも美味しいという鶏炭火焼の概念を覆した美味しさである。180gと110gの2種類があり、用途や季節によって使い分け頂いている。賞味期限は冷蔵保存で14日(冷凍保存60日)。添加物を使用せずジューシーさを保つギリギリで製造している為だ。しっかりと鶏肉の中まで火が通っており、食感も噛めば噛むほど味が国の中に広がる、宮崎の人間が好むタイプだ。温めても美味しいが、フライパンで軽く温める程度でよい。誕生までの物語はこちらを呼んで頂くとより深く理解できると思う。
鶏炭火焼誕生物語>>

■本格派
ワンランク上の美味しさを追求した鶏炭火焼レア(210g×2袋)はもともと業務用の食材として飲食店さんが使用ていた本格派。手前味噌になってしまうかもしれないが、地元の飲食店で食すより、レアを召し上がった方が美味しい。アツアツに焼いた時に一番美味しい少し手前のレア=半生状態で焼き上げ、瞬間冷凍している。保冷の為に発泡スチロール容器にラベルを付けてお届けする。ご家庭で容器から取り出し、残りをフライパン等で焼いて頂くひと手間が必要になる。このお客様との共同作業により、究極の鶏炭焼きレアをご家庭で煙を出さずにお召し上がりになるとが出来る。動画でお召し上がり方も説明しているのでご確認頂きたい。これ以上の美味しさは他にない、究極の鶏炭火焼の形と言える。 【コラム】究極を味わうなら鶏炭火焼レア>>

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■ブランド
みやざき地頭鶏とはガイドラインによって指定された系統鶏だけをかけ合わせたブランド地鶏であり、宮崎県が推奨する地域ブランド品である。名古屋コーチンや比内地鶏などと同じ高級ブランド品であり、飼育農家もまだまだ少ない。厳しい基準の基、贅沢に育てられているだけに、相当の肉質と魅力がある部位であることは確か。みやざき地頭鶏は冷蔵保存で14日(冷凍60日)基本的には鶏炭火焼(冷蔵タイプ)と同じ製法で製造している。原料が大変希少な為、大量生産はできないが柔らかい食感を好まれる方には大変評判がよい。ブランド地鶏に引けをとらぬよう、高級感溢れるゴールドのパッケージで大切な方への贈答用として使用頂くケースが多い。みやざき地頭鶏を使用した「みやざき地頭鶏ももスモーク」「みやざき地頭鶏くんせい」は2009年、2011年に宮崎県推奨優良県産品として県内で唯一認定されたお墨付き。 【コラム】みやざき地頭鶏(じとっこ)とは?

■それぞれに良さがある3種類の鶏炭火焼
見た目の黒さに、この3種類の違いはお店でもしっかりと説明しなければ分かって頂けないという事実もあるし、このような形で(文章で)説明する機会も個別ページしかなかった為、今回この3種類の鶏炭火焼の違いを伝えさせて頂いた。安かろう悪かろうで良しとするならば、私達の存在意義が無いに等しいと思っている。創業以来変わらぬ製品で、変わらずに進化する宮崎名物、スモーク・エースの鶏炭火焼をもっと多くの方に食して頂きたいと思う。
【コラム】スモーク・エースの価値基準>>

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